- 2016.10.23
- 所長のひとりごと
仕事をしてると色んなことが有ります。最近、私たちが作業を請け負っている事業所の社長さんが入院することになって、その間の仕事の進め方を考えているとやっぱりフォークリフトの免許があった方がいいと思ってしまい、今は以前、ある特別神学校のお誘いもあって1t未満のフォークリフトを乗れる免許は持っていたんですが、それでは今のフォークリフトには乗れないんで、思いたったらせっかちな私はすぐに1t以上のフォークリフト乗るための免許をもらうための申し込んだんです。
まぁ慣れたらそこそこ乗りこなすことが出来るだろうって高を括っていましたが、いざやってみると・・・、
上手くいかない⇒焦る⇒よけいに上手くいかない⇒教官に怒られる⇒委縮して自信を無くす
この悪循環の繰り返しです
土日を使って4日間(1日学科、3日間が実技)びっちり講習があったのですが、私のあまりの焦りぶりを見て
教官 : 「年齢がいってきたら誰でも若いもんみたいに覚えも悪くなるんやから気にせんでもいいんやで。」
私 : 「はい、そうですね・・・、」(えっ、それって見た目にも年寄りに見えるってこと)
教官 : 「わしなんか、スマートフォンなんて分かれへんし、パソコンなんてほとんど分かれへん。あんたもそうやろ。」
私 : 「・・・、」(えーーっ、iPhoneをもう長いこと使ってるし、PCもまぁまぁ使ってるのに・・・。)
悪気があって言ったことではないってことは判っているけど、なんだか色んな意味で複雑な気分でした。やっぱり決めつけはいけません。それにちっぽけな自尊心であったとしても傷付けてはいけません。身をもって改めて感じました。
何とか最終日の実技は合格しましたが、当然仕事で活かすための免許取得。
早速、次の月曜日から現場に行ってフォークリフトに乗って操作するんですが、余分にハンドルを切りすぎて無駄な動きは多いし、時間はかかるし、散々でしたトラックの荷台への荷物の上げ下ろしの時も時間はかかるし、トラックの車体にちょっとだけ当たってしまったり(傷はつけてませんがひやひやもんです)して運転手さんには随分迷惑かけています。
でも、そんな私にもトラックの運転手さんは優しく「オーライ、オーライ」と荷物を上手くトラックの荷台におけるように誘導してくれます。迷惑をかけてるのに優しくされると、恐縮しますが、感激屋の私は何かあった時には、この運転手さんのために心から何かしたいと思うでしょう。
やっぱり、怒られるより待ってもらって、親切に教えてもらった方が頑張ろうと思えます。協力するから一緒にやろうって言われた方が前向きにもなれます。批判だけからは何も生まれない。責めるのではなくて広い心で相手の気持ちを受け止めた方がモチベーションは上がるしパフォーマンスも上向くって改めて知らされたことになりました。
すぐ忘れそうになるので、今の気持ちを忘れないようにしなければ。
それにやっぱりこの言葉が最近の私の座右の銘です。
いい言葉です。