- 2016.07.21
- 所長のひとりごと
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「ひょうごユニバーサル社会づくり賞」というのがありまして、
どういった賞かと言いますと、兵庫県内において、年齢、性別、障害の有無、文化などの違いにかかわりなく、
誰もが地域社会の一員として支えあうなかで安心して暮らし、一人ひとりが持てる力を発揮して
元気に活動できるユニバーサル社会を目指した先導的な実践活動を顕彰するということで今年度の
「ユニバーサル社会づくりひょうご推進会議会長賞」 をみちしるべ神戸が受賞いたしました。
私たちの活動に対してこのような賞をいただけることに誇りに思うと共に身が引き締まる思いです。
先日、その贈呈式が兵庫県公館で行われましたので、出席してきました。
井戸知事のあいさつの後、贈呈式、受賞者の活動紹介などがあり、色々な方、団体、企業がそれぞれの特色を
活かした活動をされているのを見て、大いに刺激を受けましたし、記念講演として社会福祉法人きらくえん
の理事長でいらっしゃる市川禮子さんの「地域に根差したノーマライゼーションのとりくみ」についてのお話は
次々と先駆的な取り組みをされてきた実践の中に人を支えることのヒントがたくさんちりばめられていたような
気がします。素晴らしいお話でした。(お世辞じゃありません!本当にそう思いました!!)
現状を冷静に見つめると、私たちの活動に対しての配慮不足などのご批判や、個別のご要望もたくさんいただきます。反省がつきません。
まだまだ力不足ですが、今般の受賞を皆さまに感謝の気持ちを込めてご報告させていただくとともに、私たちは
自分たちがしていることに誇りが持てるように、そして、これからも前を向いて利用者の皆さんと進化していこうと思います。
今回の受賞が私たちに相応しかったかどうかは、これからの私たちの活動にかかっていると思っています。
多くの皆さんに満足していただく事の難しさ、多様な考え方がある中で、伝えることの難しさに痛感していますが、
丁寧にやっていきます。
これからも、皆さまよろしくお願いいたします。