- 2011.08.02
- 所長のひとりごと
少し前から当法人の取り組みについて聞きたい、現場の状況を見学したいといったご依頼が増えてきたような気がします。
来られる方が様々なら、その目的も様々です。 将来、利用を検討するにあたり見学に来られる保護者の方、学校関係者の方、私たちと同じ障害福祉サービス事業所の方、大学で福祉に関する勉強をしている方で卒論作成の参考にするためにと来られる方、障害者雇用を進めようとしている企業の方、ハローワークの方等々色々な方がおいでになります。
もちろん今の私たちのありのままの状況をご説明する。現状をそのまま見て頂く。それ以上でもそれ以下でもありません。
ありがたいことは、おいで頂くことにより、直接意見交換することが出来、そこでそれぞれの生の声を聞かせて頂くことで、私たちを見て頂くというよりも、その過程で私たちはたくさんの気付きや学びを得ることが出来ます。
私たちが誤解しないようにしなければいけないのは、他方面から見学においでになる方がいるからと言って、何も先進的でもなく、特別他よりも優れているわけでも何でもないということです。(もちろん謙遜でも何でもなく、まだまだ他の方に自慢できるようなレベルには達していません。)
だからこそ、現状に満足したり、油断することなく、もっと汗をかいたり、工夫をしたり、仕事に対して厳しく、そして利用される方を始め関係する方々の立場に立った親切な行動、配慮された考え方をもっと出来るようにしなければなりません。
私たちはよく “チーム” で仕事をする(よく連携を密にとるとか言います)ことが大切だと内部では話しています。
TEAMとは頭文字で表していくと
T Talent いわゆる “才能” です
E Emotional Control “感情抑止力” チームのために自分自身の気持ちをどう抑えるか
A Active “活力” 元気に意欲に満ち溢れていないといけません
M Mental toughness “精神力” 気持ちの強さであったり、信念があると言うことです。
チームには、そういった要素が兼ね備われていることが必要だとも言われていますが、これがなかなか難しい・・・。
でも、そういった事が兼ね備われたいいチームになれると、いいサービス、気配りや目配りができ、先を読んだ想像力を生み出すことが出来ると思っています。
こういった事が十分に出来るようになるには時間がかかります。でも不可能ではありません。
だから私たちは、今もひょっとしたらず~っと “発展途上”かもしれません。
でも、それでいいと思っています。ずっと発展し続けたいからです。
急に話は変わりますが、
Fコーチ、多少のミス(行き違い・・・?)があったとしても、反省はしなくちゃいけないけど、下を向くのではなく次に向けて論理的に考えるんだ。
そして、そういった事を経験値として積み重ねていくことがFコーチの、そしてそれがみちしるべの発展につながると思っています。
“チームみちしるべ” としてこれからも発展(成長)するためには Fコーチの能力と笑顔は欠かせません。
あるコーチからこんなカードをいただきました。
橋本結亀さんの作品です。