- 2015.03.16
- 所長のひとりごと
今年度も、後わずかになり今年度のまとめ、新年度の準備など慌ただしい雰囲気になってきています。
毎年、特別支援学校等を卒業され、みちしるべ神戸の5ヶ所の事業所を利用される方をお迎えするのですが、この4月は18名の利用開始予定者がいらっしゃいます。
今年は、スケジュールの関係で可能な限りその方々の卒業式にも参列させていただきました。
これまで身内の卒業式も行ったことがなく、約30年振りに参加した卒業式でした。もちろん学校により内容も違った部分もあり、スクリーンに画像などを投影しながら判りやすい表現をしている所等ずいぶん卒業式も様変わりしたように感じながら皆さんの様子を拝見していました。
そういった中で、卒業式というある種厳格な行事(セレモニー)なんかは、やっぱり必要なんだなぁと改めて感じました。
それぞれの立場で、これまでのことを振り返ったり、今後待ち受けている新たな道へ進むにあたり決意を新たにするうえでスイッチを入れる、気持ちを切り替える必要な時間と空間だと感じました。
私も、改めて色々な方の想いを感じながら新たに受け入れる責任をひしひしと感じていました。
当たり前のことですが、私たちにとっては毎年の受け入れであったとしても、来られる方は初めてで不安もいっぱい、期待もいっぱいある中でのスタートです。
“ 一期一会 ” の言葉の意味を今一度かみ締めてみたいと思います。
今日から、今春卒業した方々に対する利用前の説明会を4日間にわたり行います。進路の選択肢が多数ある中でみちしるべ神戸を選んでいただけたことに感謝し、その選択が間違っていなかったと感じていただけるようにしなければ。
まだまだもっとしなければいけないことがある。
楽しみもたくさんあります。
そんなことを考えていると、来春(28年3月)卒業予定の保護者の方からのお問い合わせが・・・。 進路先を探す、考えるほうも真剣です(電話口からもひしひしと感じました。)。
受け入れ事業所は多様化し、魅力的なところも増えています。(選ぶほうにとってはもちろんいいことです。)
そんな中で、みちしるべ神戸を選んでいただく、安心していただくためには私たちも真剣に支援について考える。気配りやおもてなしの気持ちをどう表現する(お伝えする)のか・・・、考えることは山積されています。
私は今日健康診断の結果が出て(ある項目はE判定でした・・・)少し凹んでいますが、とりあえず病院に行って、また元気に頑張ります。
あっ、もちろん心配はご無用です!私は健康だけが取り柄みたいなものですから。