- 2015.01.01
- 所長のひとりごと
いよいよ2015年もスタートしました。
昨年も関係者の皆様には何かとお世話になりましたが、本年もご指導、ご高配を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。
毎年、一年一年が勝負と思い、色々なことに取り組んで来たこれまでだったのですが、今年はそんな中でもいつもの年とはちょっと違うんです。
そうなんです、気が付くと
「NPO法人みちしるべ神戸」にとって10年目を迎える一年なんです。
利用されている方にとりましては、それぞれみちしるべ神戸に関わっている時間が違いますので、感じ方は様々で当然なんですが、これまで、みちしるべ神戸に関わる方々にいかにして安心していただくか、どうやって活き活きとやりがいを感じながら働くことができるのかを考えて試行錯誤を繰り返しながら歩んでこれましたのは、接してきた方々との出来事の積み重ねがあって、それが10年目に繋がっていると感じています。
私たちは、今何が必要とされているのかもっともっとイメージを深めないといけませんし、そのためにはどんな準備が必要なのか具体的に考えて実行しなければなりません。
改めて、私たちが何のためにこの仕事をしているのか、どうしたら私たちを頼りたいと思って頂けるのか、謙虚に丁寧に考えていきたいと思っています。
私たちは活動に賛同して利用してくださる方がいて、信頼して仕事を依頼してくださったり、就労の話を持ちかけてくださる方がいるからこそ存在できていることを今一度感謝しないといけない。
私たちが支援する方のご家族の思いに気持ちを寄せないといけない。
私たちなりにこれまでやってきたことは誇りに思うけど、これから行うことに過去の実績は関係ない。
これから行うこと、これから出会う人にとっては、どれだけ満足していただけるか、どれだけ安心したり、納得していただけるか、ただそれに尽きると思っています。
10年目を迎えるみちしるべ神戸、さらなる進化を目指してこれからも色んなことにチャレンジします。
そして、「一期一会」と言う言葉があるように、私が敬愛するマイケルジョーダンが体調不良でもゲームに出場する理由を尋ねられた時にこんなふうに答えていました。
“スタジアムの中には、今日が最初で最後のNBA観戦になる観客もいるはずだ。”
レギュラーシーズンとプレイオフと合わせて1,251試合も出場して、無理をしなくても十分すぎるほどの収入と賞賛を得てきたマイケルジョーダンの言葉です。
私自身も今年一年、一瞬一瞬を大切にして丁寧に、そして全力で、色んなことに取り組んで行きます。
今年もどうぞよろしくお願い申しあげます。