所長のひとりごと

ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)

2019.02.11
所長のひとりごと

 クイーンのファンになって40年近い年月が過ぎて、10代のころは「Music Life」という雑誌を買ってクイーンの記事を読みあさり、(今でも自宅には当時の「Music Life」があります。)ニューアルバムが出るたびに予約して買い、歌詞を覚えるくらい繰り返し聞き、日本語訳を見ながら、その歌詞に込められた意味に勝手に解釈をしていたものでした。

 

 1985年に行われた大阪城ホールでのコンサートも見に行き、アンコールでフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)がイギリスの国旗を背負って登場し、裏返すと日の丸が現れた瞬間に鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えています(この時のツアーがフレディ・マーキュリー最後の日本公演になってしまいました。)。そして、フレディ・マーキュリー死後にポール・ロジャース(Paul Rodgers)をボーカルに迎えた日本公演では福岡ヤフオクドームまで見に行き、現在のボーカルを務めるアダム・ランバード(Adam Lambert)を加えたクイーンのコンサートは憧れの武道館まで一人で見に行くくらい人生はクイーンと共にあったと言っても良いくらいです。

 

 テレビとかで時々、フレディ・マーキュリーの物まねをちょっとオーバーに面白おかしくして笑いをとっている人を見るとかなり不快な思いをするくらい私にとっては大切な存在です。(大切にしている人、物にリスペクトを欠いた態度をとられると受け入れ難いんです。)

 

 そんなクイーンの映画ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)がすごく注目されています。あまりのヒットにNHKでも特集が組まれ、ビッグイッシューが15年ぶりに増刷され、他の番組でもネット上でもいろんな部分をフォーカスして特集が組まれていましたが、私的には、もっと正確に伝えて欲しいと思うところはあるものの、こんな風に改めて注目されるのは良かったと思っています。これをきっかけにクイーンを知る人が増えるのは純粋に嬉しいです。でも当時のことを思うと、いつも新しいことにチャレンジしては批判にさらされてきたクイーンがこんな形で評価されるのはちょっと複雑でもあります。

 

 南アフリカでのコンサートも猛烈にバッシングされ、フレディ・マーキュリーが死の前日までエイズだったことを公表しなかったことすら、エイズ予防の啓発のためにもっと早く公表すべきだと批判の対象になるなど、とにかく批判の的になることが多かったです。(これがスター(注目されている人、影響のある人)の宿命と言えばそうかもしれませんが・・・。)

 

 お時間があって興味のある方は、クイーンが15枚のアルバムを発表した当時の背景を知るとまた違った感じで作品を聞くことができるかもしれません。時間が合えばテレビでは放送されていない、「へぇー、そうなんだ!」って話をお話させていただきます。でも、これってほとんど私がしゃべりたいだけかもしれません・・・。

 

 この映画のヒットのおかげで、日本にツアーに来てくれないかなぁ。もし来てくれるのなら出来れば大阪にも来てくれないかなぁ。(前回のツアーは武道館だけでした。)アダム・ランパードがボーカルを務めるクイーンも中々いいですよ!本物の骨太ロックを聴きたい方は必見です!!

 

 フレディ・マーキュリーの生き方をリスペクトし、影響を受けてきた私としては、みちしるべ神戸も何年かたったあとに評価されるような判断をしなければいけないし、もちろん目の前の出来事にも心を込めて丁寧に対処して、その積み重ねを大切にしていかない。なんて思っています。

 

  今、来年度の業務のあり方などについていろいろ議論を進めています。4月には学校を卒業されて新たにみちしるべ神戸の事業所の利用を始められる方もいらっしゃいます。就労者のお祝いや、みちしるべ神戸の取り組みをお伝えする「働く力」に集いというイベントも予定されています。 ♪ Don’t Stop Me Now (^^♪ です!

 

 

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