所長のひとりごと

祭りの後

2017.10.16
所長のひとりごと

 先日、毎年恒例の「みちしるべ こころ祭り」を開催したんです!

 

 毎年、みちしるべ神戸では年に1回はみんなで一緒に楽しめるイベントをしようってことでテーマも時期も決まっていないんですが、みんなで歌ったり、踊ったり、出し物を見たり、ゲーム大会があったりと趣向を凝らした企画を用意して、楽しんでもらっています。

 

 今年の企画を練る会議では何故か早い段階からハロウィンパーティをしようってことで話が進んでいったのですが、そもそも「変装した人は楽しめるかもしれないけど、それ以外の人は楽しめるのかなぁ」とか、企画が進んでいくと「そんなプログラムで盛り上がるのかなぁ」なんて心配ばかりが先行して、気が付くと、どうしたらいいか示す、もしくは考える材料を提供するなんてより、どこが心配なのか指摘することが多かったような気がします。(反省です・・・。)

 

 でも、そんな不安も準備が進むにつれて、会場の飾りつけが思った以上に本格的に作られていき、各ワークプロジェクトの仮想コンテストの準備もそれぞれの現場で進んでいき、司会職員のシナリオ作成やリハーサルも日に日に本格的になっていき、前日夜間に本番と同じ会場を借りて行ったリハーサルで、なんとなくやっと全体のイメージが出来上がってきて、やっと何とかなるのかなって感触を得ることが出来ました。

 

 みちしるべ神戸には、5つの移行支援・継続支援B型の事業所と「しごとサポート東部」という相談支援事業所と本部事務所で構成されていますが、普段は別々の場所で働いていて、経験も価値観も違う職員が皆さんに喜んでいただくために職場の垣根を越えて作り上げていったチームワークはなかなかお見事でした。

 

 そして、当日何名かの職員がメイクをして(まぁまぁ本格的な人もいました)お祭りが始まると・・・、

 

 ここから先は、当日お越しいただいた方はご覧いただいたとおりです。たくさんの人に楽しんでいただいたような気がします。

 

 舞台裏のお話になりますが、仮装コンテスト出場の為の仮装や造形物を作る際にスタッフ(利用者)の皆さんが、意見を出し合ったり、色んな工夫をしたり、そんな中から自信につながる経験や、スタッフ(利用者)の皆さん同士の連帯感が強まることがあったり、当日の笑顔とは別にそれぞれのストーリーもあったようです。

 

 また、普段、気に入った人しかあまり話さない人で、「人前に出るなんてちょっと・・・、」なんて言いそうな人が仮装コンテストに出てて、みんなから拍手されて嬉しそうにしているのを見たりして、こっちまで嬉しくなってました。

 

 色んな想いも交差するみちしるべこころ祭りでした。

 

 そして、このことを忘れてはいけません。協賛いただき、当日もお手伝いをいただいた「元気の会(家族会)」の皆さま、ワークプロジェクトかすがの の作成した巨大トトロと猫バスをペイントするためにと絵の具を無償で提供していただいたペべオ・ジャポン㈱の社長さま、その他ご協力をいただいた方々に感謝申し上げます。ご協力ありがとうございました。

 

 

 今、今回のイベントに携わった担当職員は、後片付けと次に向けて良かった点、改善が必要だと思われる点等を見いだしていくためのアンケートの作成にかかっています。しかもそのアンケートもどんな方法で行ったら回収率が上がり、次につながる意見をたくさんもらえるか工夫しようとして考えています。

 

 終わったばかりなのに、もう次を見てる スゲー!

 

 

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