所長のひとりごと

もう一つの『働く力』の集い

2017.04.22
所長のひとりごと

 就労支援を一つの柱として支援を行っているみちしるべ神戸では、毎年20数名の方が就労していますが、そこに至るまでのプロセスは就労者の数だけ存在します。

 私たちみちしるべ神戸では、毎年テーマを決めて事例などを通じて取組みなどの様子を発信したり、前年度の就労者のお祝い、どんな風に働いて働いているのか等を見ていただく『働く力』の集いっていうイベントを行ってるんですが、今年は、下記のとおり行います。

 

第11回 『働く力』の集い

                 今回のテーマ

「つながりの向こう側に見えるもの」

               日時:平成29年5月10日(水) 9:30~11:30

               場所:兵庫県看護協会 ハーモニーホール

     http://www.mitisirube-kobe.com/info/event/5327/

 

 このイベントは「第11回」とありますように(ちなみに1年に1回開催です)、もうかれこれやり始めてから11年になります。

 私たちの取り組みを経て就労した方々にお祝いの気持ちとエールを贈りたい。また、就労を目指していろんなことににチャレンジしている方々の就労意欲をさらに喚起していきたい。そして、みちしるべ神戸の活動を広く知っていただきたい。そんな想いで行っている私たちの情報発信の場です。

 

 毎年行っているイベントですが、ちょっと内輪の話になりますが、そもそもどうしてこのイベントを行うのか?何を目的として行うのかといった、そもそもの話から職員間で議論します。

 

 そして、毎年テーマを決めて情報発信をするんですが、このテーマ決めで、悩みます・・。中々まとまりません・・・。でも決めないといけません。なぜなら開催予定日は待ってくれませんから・・・。

 

 テーマの他にもどんな見せ方をするのか?どんな資料を作るのか?決めることは山ほどあります。

 

 これを業務時間外に行うわけですから、気の遠くなる作業です。でも、このイベントの企画を進めるにあたり、「方向性・目的を決める」⇒「方向性・目的に基づいて結果を出すにあたっての課題を抽出する」⇒「課題に取り組む優先順位をつける」⇒「課題解決のために論点を整理する」など仕事をするうえでとおるプロセスをいかに的確にかつ効率的に取り組んでいくのかを考える機会にもなっているんです。

 

 もちろん、職員間の連携プレイ、固定観念にとらわれない柔軟なアイデアの思い切った活用が求められます。

 

 これって、よくよく考えてみると、どの仕事でも必要なポイントなんです。イベント企画でなくても日頃の業務を何気なく、また場当たり的に行うのではなく上記に書いたようなことを意識しないと、時々できない理由を誇らしげに披露するのみで終わってしまうだけになってしまったり、評論家みたいに理屈は立派だが、結局、解決に結びつかないなんてことになってしまいます。

 

 やはり、問題解決、リスクに備えるには押さえないといけないポイントがあると思っています。そういった意味でも、今回の『働く力』の集いというイベントの企画、実行を通じて職員の『働く力』の向上につながっていってます。まさに色んな事につながるOJTをしていることになります。

 

 こんなに理屈をこねて、色々もっともらしい言葉を並べても、当日うまくいくかどうかはわかりません。5月10日の本番まで、連休もありますので、あまり時間がありません でも、私たちなりに心を込めて誠実に準備をしています。

 

 よろしければ、ぜひ見に来てください。皆さまのご来場を心からお待ちしています。

 第11回『働く力』の集い http://www.mitisirube-kobe.com/info/event/5327/

 

 

 

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