- 2011.10.04
- 所長のひとりごと
私たちの取り組みの中で「働く力向上計画」という名前を付けて色々な講習会をスタッフ(利用者)に向けて行っています。
ルールやマナーに関する内容であったり、そもそもどうして働くのか??と言ったことにも触れ、お金のこと等にも触れながら、就労意欲を高める為の内容であったり、実践的なパソコン講習や、 “印象に残る履歴書の書き方”、 “自信のつく面接講習”など内容は多種多様にわたり、テキストも職員の手作りでイラストを多用するなど工夫がいっぱいです。
また、講習会そのものの内容も単に講義を一方通行でするのではなく、出来るだけ対話を通じてポイントを伝えたり、ロールプレイングを用いたり、と出来るだけ意味が判りやすく伝わり、かつ印象に残るように意識しています。
今日も “就労意欲の向上 『働く目的とお金』コース”が行われていましたので、少し覗いてみますと、身近な話題や興味がありそうな話を題材にして色々なことを伝えていました。
そんな中、将来は「一人暮らしがしたい!」、「結婚したい!」とかと言った声も聞こえ、作業している姿からは想像できなかった、意外な??答えが返ってきていたり、改めて “そんなこと考えていたんだぁ・・・” ってまた一つ気付きがありました。
また、今年度から講習会も定期的に行っています。
そういえば、これまでより講習会の最中に居眠りするスタッフ(利用者)はほとんどいなくなったなぁ(^_^)v 気のせいかなぁ・・・???
みちしるべ神戸と言えば作業ばかりしている事業所と思われがちかもしれませんが、このようなユニークな講習会や、宿泊体験、余暇活動など色々な活動を行っています。
色んな事を出来るだけバランスよく行って、就労に結びついたり、出来ることが増えたり、それぞれ可能性が広がればと思います。
そう言った取り組みも含めて、「みちしるべレポート Vol.13 食欲の秋、スポーツの秋、みちしるべの秋号」を久しぶりに発行しました。よろしかったらそちらもご覧ください。
みちしるべ Vol.13 食欲の秋、スポーツの秋、みちしるべの秋号
こちらをクリックするとご覧になれます
⇒ http://www.mitisirube-kobe.com/assets/report201110vol13.pdf
そういえば、福沢諭吉さんは「学問のすすめ」でこんなことを言ってました。
「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む」