- 2011.08.25
- 所長のひとりごと
8月もあとわずかになり、今年は涼しくなるのが早くなるような長期予報も聞きますが、どうなるんでしょうか??
今月は、初旬に毎年恒例の「みちしるべ こころ 祭り」を行い、多くの方々に楽しんでいただけたのではないかと思っています。
この「みちしるべ こころ 祭り」と言うのは、ホテルの広間で屋台に見立てた料理を食べて頂きながら、出し物を見る方あり、参加する方あり、フラダンスを踊るコーナーあり、フリーマーケット、ゲーム、ビンゴ大会ともりだくさんです(^_-)-☆
毎年、アイデアを出しあって様々な企画を考えますので、来年の夏祭りもどうぞ楽しみに!
話は全然かわりますが、昨日は第1回の「東部地域就労支援ネットワーク会議」がありました。神戸市東部地域障害者就労推進センター(みちしるべ神戸が神戸市より業務を受託して運営しています。)が中心になって行うネットワーク会議です。
※ 神戸市東部地域就労推進センターに関しまして、
詳しくはこちらを ⇒ http://www.mitisirube-kobe.com/category03/index.html
会議の趣旨としましては、神戸市の東部地域(東灘区、灘区)におきまして、障害のある方の就労支援に特化して企業、行政、学校及び福祉等が連携し、情報の共有や支援環境の充実を図っていこうということです。
出席団体は労働機関としてハローワーク灘、相談機関として、ひがしなだ・みかげ・なだの障害者地域生活支援センター、神戸市発達障害者相談窓口、訓練サポート機関として8福祉事業所、教育機関として友生養護学校、青陽東養護学校、助言機関として神戸市障害福祉課、神戸市障害者就労推進センター、オブザーバーとして、東灘区あんしんすこやか係、咲くら工房、企業から㈱ナリスコスメティックフロンティア様で、私たち東部地域障害者就労センターからの出席も合わせますと29名の出席者でした。
昨日は第1回目のネットワークでしたので、趣旨説明、参加団体の紹介、企業のお立場からと言うことで、㈱ナリスコスメティックフロンティアの方より特例子会社としての取り組み内容をお話しいただきました。特に㈱ナリスコスメティックフロンティアの方からのお話は実践に裏付けられた具体的なお話が多くとても参考になりました。
そんな中、会議に出ていまして浮かんできましたのは「ソーシャルキャピタル」と言う言葉でした。
直訳すると社会資本となりますが、 “人間関係資本” と訳されることが多いようです。色々な解釈はあるでしょうが、信頼関係であったり、気持ちの豊かさこそが社会の資本になり、それには地域のネットワークといった場が重要だといった解釈もあるかと思っています。
単に集まって終わるだけの会議ではなく、 “お互いの顔の見える” その後に繋がるネットワークの形成に役立つ工夫をこれからもしていかなければ・・・。